税理士になるルートは複数
税理士になるルート、実はいくつかあります。
①税理士試験5科目合格(会計2科目+税法3科目)
②税理士試験3科目合格(会計2科目+税法1科目) + 大学院
③公認会計士、又は弁護士
④税務署勤務10年(もしくは15年) + 税理士試験2科目(会計2科目)
⑤税務署勤務23年(もしくは28年)
新規に税理士に登録する人間の、およそ半分が免除組(②、④、⑤)、4分の1が試験組(①)、4分の1が公認会計士か弁護士組(③)の構成です。
免除組が全体の半分、ほとんどは大学院
免除組が新規登録者の半分を占め、正確なデータはありませんが、そのほとんどが大学院ルートだと思われます。
大学院ルートによる免除の最大のメリットは、税法科目の試験を1つ合格すればよいことです。(もちろん会計2科目は必要)
税法科目は、
・勉強量が多い
・合格率は10〜15%と低い
・試験は年に1回
・受験から合格発表まで3ヶ月以上かかる
とにかく大変
大学院なら勉強は大変で、お金はかかるけど、論文が通れば、税法科目2科目分免除されます。
税理士の新規登録者の半分が免除組という結果が税法科目の難しさを物語っていると思います。
実はおいしい?税務署10年組
私は試験組(①)で他の②、③、⑤のルートは知ってましたが、この記事を書くにあたり、④の存在をはじめて知りました。
この
④税務署勤務10年(もしくは15年) + 税理士試験2科目(会計2科目)
実は「かなりおいしいのでは?」と思ってます。
⑤の税務署勤務23年は、税理士になるためにこれを選ぶには修行期間が長すぎる、最短で税理士になるのは45歳。
でも④の10年なら、最短で税理士になるのは32歳。会計科目の試験合格は必要だけど、税法科目に比べれば合格はかなり楽。しかも税務署10年の経験は、社会人経験としても、税理士になったあとの税務調査対応としても良い。
税務署に就職出来るのは、若いうちだけなので、30代より上の人はいまからこのルートは使えないけど、高校生・大学生で税理士になりたいって思ってる人は一度考えてもいいかも。
どれを選ぶかは、その人の環境次第
私は①のルートで税理士試験合格しました。でもどれを選ぶかはその人の環境次第です。
大学院2年間行くお金(加えて2年間分の生活費)があるのであれば、大学院ルートを選ぶのもありですし、高校生や大学生で将来を見据えて税務署10年勤務を選ぶのもあり。
まずは、どの方法で税理士を目指すかを考えてみて下さい。

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