前々回に税法理論問題の戦略、前回に税法理論暗記の1年の過ごし方について説明しました。


この記事では、私が行っていた理論暗記のやり方について説明します。
覚えておくではなく、思い出せるようにする
まず気持ちの面について書きます。
理論暗記をするときの心構えとして、試験当日に覚えておくというより、思い出せるような暗記をすることが大事です。
試験当日は極度に緊張します。
覚えていたはずの理論をど忘れすることも考えられます。
その時に、「忘れてしまった…」という気持ちになると、焦ってしまい良い結果にはなりません。
仮に忘れてしまっても「思い出せる」となれば、そこから巻き返しが図れます。
「覚えておく」ではなく「思い出せる」ように暗記をすることが重要です。
まずテーマと結論を押さえる
まず、その理論におけるテーマと結論を押さえましょう。
理論の条文の構成は、
「〇〇は、(条件1)で、(条件2)のとき、(結論)である」
となっていることが多いです。
まず「〇〇は、(結論)である」を覚えましょう。
理論を「思い出せる」ようにするにあたり、結論を押さえることは大事です。
一生懸命に理論を覚えて
「〇〇は、(条件1)で、(条件2)のとき、…」
で詰まってしまったら、試験本番では0点です。なぜなら結論が書かれていないからです。
「〇〇は、(結論)である」と書けば、条件が全て抜けてますが、配点があるかもしれません。
テーマと結論は、その理論のもっとも大事な部分てすから、これを試験中に思い出せるように、まず押さえておくことが重要です。
キーワードでつなぐ
理論の文章全体を思い出すことは、とても難しいです。
テーマと結論を押さえた後は、キーワードを押さえましょう。
先ほども説明した通り、理論の条文の構成は、
「〇〇は、(条件1)で、(条件2)のとき、(結論)である」
となっていることが多いです。
テーマでと結論をつなぐ条件部分のキーワード(上の部分で言えば(条件1)と(条件2))を押さえましょう。
テーマと結論とキーワードを思い出せれば、あとは作文でも配点がつく可能性が高くなります。
そもそも、テーマと結論とキーワードから作る作文はほぼ理論と言えるでしょう。
キーワードで「つなぐ」と言ったのは、テーマと結論の間は長く、これを全て覚えるのは大変です。(最終的には覚えますが…)
その長い文章をキーワードを中間目的地としてつなぎながら覚えていけば、頭から長い文章を覚えるよりも効率的な暗記が可能です。
理論集はいろいろ書く
理論はテーマと条件の結論の構成で、背景や理由の記載はありません。
また、理論は全て文字で書かれているため、その理論が何を言っているかイメージするのが難しいものもあります。
理論集にはいろいろと書き込むことをおすすめします。
資格予備校で講師が説明した理論の背景、その規定の理由など、メモしましょう。
また消費税法の課税事業者の判定など文字だけではわかりづらいものも、図を書くことで理解しやすくなります。
書き込むことのメリットは、理論の理解をすすめるだけにとどまりません。暗記にも役に立ちます。
試験本番でその理論を思い出すときのヒントになり得るからです。書き込んだメモや図が頭に浮かび、そこから理論を思い出すこともあるかもしれません。
まとめ
この記事では、理論暗記のやり方について書きました。
- 覚えておくではなく、思い出せるようにする
試験時間中に思い出せるように準備(暗記)をする - まずテーマと結論を押さえる
テーマと結論はもっとも大事な部分 - キーワードでつなぐ
キーワードを中間目的地として長い文章をつなぎながら覚える - 理論集はいろいろ書く
理論の背景や理解のための図など書くと思い出す手がかりになる
税理士試験に臨むにあたり税法理論の暗記は避けられません。
周りの受験生も苦手にしてますし、多くの人が好きではないはずです。
だからこそ、自分なりに効率的な方法を考えて理論暗記に挑みましょう。
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