【税理士として その2】正確な決算を早く出すとは?

税理士として提供するものは、「お金の流れを良くする」ことと言いました。その一つである「正確な決算を早く出す」についてお話します。

なぜ正確な決算が必要か?

前提として、ここで言う「決算」は、年度の決算ではなく、月次の決算のことです。簡単に言えば月次の試算表を出すことです。

なぜ、正確な決算が必要なのでしょうか?
答えは、今行っていることが、経営として正しいかを、数字により判断するためです。

例えばレストランをやっているとして、お客さんがいっぱい来て、よろこんでいたら、決算では赤字(利益がマイナス=損をしている)ということがあるかもしれません。

決算を見なければ、その事業が儲かっているのか、いないのかを判断することは出来ません。

「正確」とは何か?

正確とは何か?
正しい勘定科目に正しい金額が計上されていることが、正確と言えると思います。

例えば、会社の利益を表す損益計算書の場合、売上原価と販売費及び一般管理費(いわゆる「販管費」)の科目を混同すると、売上総利益と営業利益を誤って表示することになります。

どちらで処理しても、最終利益は同じですが、商品ではどれくらい儲かっているか(売上総利益)、事業ではどれくらい儲かっているか(営業利益)を把握することが重要です。

数字は比べて意味を持つものです。
前月の比べてどうか?前年と比べてどうか?常に正確な決算を行ってこそ比べる意味があるのです。

「早く」とは何か?

「早く」とは何か?
最低、翌月までには決算が出せる状態だと思っています。

例えば4月の試算表が6月や7月に出来るのであれば、経営の判断は遅くなります。悪い状態を2・3ヶ月放置することになるからです。

前月の経営の状態を、感覚ではなく数字として把握して、打つべき手を考える。この繰り返しが、「お金の流れをよくする」ことにつながると思います。

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